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メルマガ「宅建合格の秘訣〜苦手分野は捨てるべし!!」 =============================== ◇「宅建合格の秘訣〜苦手分野は捨てるべし!!」〜てっとり早く合格しよう〜 2009年11月9日 No.91-1 ☆バックナンバーは下記URLから。 http://watatani.net/neo/bn.php?mag_id=1 =============================== みなさん、こんばんは。 月曜日担当のWataです。 今日も「土地・建物」について過去問題をみていきたいと思います。 今日は平成4年の問1の「土地」についての問題です。 〔問1〕 土地に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。 1 扇状地は,砂礫層からなるので,構造物の基礎について十分な支持力を得にくい。 2 地すべり地は,安定していても,盛土をすると,バランスをくずし,再びすべることがある。 3 軟弱地盤は,盛土をすると,隣接する既設構造物に影響を及ぼすことがある。 4 崖錐堆積物におおわれた地域は,一般的に,切土をすると,崩壊や地すべりを起こしやすい。 Wata(以下W):今回も「土地」の問題で、誤りを探す問題ですね。 では一つずつ見ていきましょう!。 うさ(以下う):今日も頑張ります〜 【選択肢1 ×】=正解肢 ◆扇状地 扇状地は,土石流の危険性が高いとはいえ,扇端部以外では,地下水位が深く, 建築物の基礎については十分な支持力を持っているので,本肢は誤りです。 ●扇状地とは 扇状地は,山麓にゆるく傾斜した扇状の地形(谷の出口を頂点として平地に向かって開いている。)で, 河川の氾濫によって主に砂礫層から成り立っています。 扇状地の末端付近は,一般的には,水はけもよく,湧水の利便もよいので宅地にも利用されていますが, 同じ扇状地でも谷の出口に当たる扇の要にあたる部分から中央部では河川の水のかなりの部分が地下を流れる 伏流水となっていて地下水位が深く(末端部では湧水として現れる。),土石流などの危険性が高いといわれています。 W:この問題では「扇状地」はプラス評価として出題されていますが、 過去には「扇状地の扇頂部や扇央部は宅地に適していない」という主旨の問題も出題されているので 少し注意が必要です。 【選択肢2 ○】 ,表面的に安定しているように見えても,徐々に継続・進行していることがあり, すべり面付近の岩質が粘土化して滑りやすくなっていることがあります。 地すべり地に盛土をすると重量のバランスが崩れ,地すべりを起こしやすくなるので, 工法には注意が必要です。 W:地すべりは土地の一部が斜面に沿って下方へゆるやかにすべり落ちる現象のことをいい, 傾斜の緩やかな斜面(10度前後)に発生することが多いとされています。 その上に盛土をすると、さらに危険、ということは押さえておきましょう。 【選択肢3 ○】 ◆軟弱地盤+盛土 盛土部自体がもともと不安定で,その宅地造成した土地が沈下するだけでなく(同沈下・不同沈下), この沈下につられて周囲の宅地も沈下したり傾いたりして, 隣接する既設構造物にひずみが生じるなどの影響を及ぼすことがあります。 W:この問題も盛土に関する問題です。 切土に比べて盛土が不安定、という点は是非とも押さえておきましょう! 土地だけではなく、「宅地造成法」にも関係してくる部分なので! う:はい、わかりました。(汗) 【選択肢4 ○】 ◆崖錘堆積物 崖錐堆積物とは,崖錘の構成物のこと。 崖錐(がいすい)とは,風化,剥離した岩屑(がんせつ)が急斜面を落下して堆積した地形で, 急な崖の下(崖の基部)に形成され,崖錐斜面(30゜〜40゜)を構成します。 透水性が高いため地すべりを起こしやすく,集中豪雨の時には, 斜面崩壊から土石流を引き起こしやすいといわれます。 崖錘堆積物は未固結で侵食に弱く透水性が高いために, 崖錐では,基盤との境界付近が帯水層となっていて,末端部(水が沁みだす)の洗掘や切土をすると 土砂崩れや地滑りを起こしやすいといわれます。 また,谷底や河底に崖錐堆積物が堆積していて, 急傾斜・保水能力の低い山間地では集中豪雨時に土石流(鉄砲水・山津波)を引き起こす場合もあります。 W:この問題は言葉は難しいですが、崖からはがれた岩屑がたい積したものを「崖錐堆積物」といいます。 元々地すべりが発生しやすいところなので、そこを切土したりするとさらにその危険が増す、と押さえてください。 【正解】 1 2 3 4 × ○ ○ ○ W:よって1が誤りとなります。 2〜4、特に盛土が不安定というのは、今回で押さえておきましょう(^^♪ 今日はここまでです。 次回をお楽しみに(^_^) ==================================================================== ☆発 行:office-oto(オフィス 音) http://office-oto.com/oto.html 発行責任者:代表 綿谷 玲 Mail info@office-oto.com ★著者 Life-Shine 宅建講師 悠々 http://www.life-shine.net/youyou/ ●購読解除はこちらから http://watatani.net/neo/d.php?1_u9wcwqljaxf6onkz0655 ▼オフィシャル ブログ 15歳、宅建に挑戦!」 http://takken-harusame.office-oto.com/ Copyright(C)office-oto Ltd.2008 ==================================================================== PR |
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